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大学1年の夏休みということで、私も暇じゃなかった。
18歳になったらすぐにでもとりたいと思っていた、車の免許をとるために、自動車学校へほぼ毎日通うことになったから。
夏休みの1ヶ月間でとるために、朝一番に自動車学校へ行くことになり、かなりハードな毎日になった。
でも、ひろ君に会いたい気持ちもあって、あれだけ欲しかった免許証なのに、「もうなくてもいいかな……」と、思うくらいのやる気だったけれども、現実的には夏休み中にとらないことにはもうとれないと思って、がんばることにした。
自動車学校が終わってから、部活に出ているひろ君に、時々会うことはあったり、電話で話をすることもあるけれど、やっぱり、電話越しだと時々「迷惑」がっているひろ君の声も聞くことになる。
ただ、普通に楽しい話をできることもある。
……どっちが本当のひろ君なの?
そのうち、ひろ君と話していると、社会の中の出来事や、身近な出来事の事で、意見がかみ合わないこともあって、議論のようになることが出てきた。
普通なら、彼に合わせた方がいいんだろうけれど……自分の考えをそうそう曲げられない私は、一見言い合いのような議論を彼と重ねることもあった。
そうすると、彼と『価値観』が違うのかな……と、感じることも出てきた。
……彼の事を好きなはずなのに、好かれるようなことが、できない私……。
ケンカじゃなく、お互い対等に議論し合える関係は、どちらが先輩とか後輩とか、スキとかそうじゃないとか関係なく、正直に言い合えるから、それはそれで良い関係になれたと思えたけれど、『恋愛関係』になりたかったら、ちょっとそれは違うのかな……なんて思ったり。
そんな中、部活の指導者の方が辞めると言い出し、ひろ君がすごく落ち込んでしまった。
その悩みを聞くこともあって、ひろ君が私に弱音を吐いてくれるってことは、私に気を許してくれてるってことなのかな……と、悩んでいるひろ君は、すごく辛そうで、私もどうにかしてあげたい気持ちでいっぱいだったけれど、逆に嬉しくもあった。
……私はひろ君にとって、ココロを許せる存在になれてるの………?
いろんなことがありながら、自動車学校でも順調に単位を取得し、8月初旬には無事仮免許を取得。
少し余裕が出てきたため、ひろ君に会う口実も兼ねて、彼の受験勉強を見てあげることになった。
家にいるとダラダラしてしまうため、図書館で会おう! ということになったのに、彼は朝寝坊をしたり、財布がどこにいったかわからない……と、なんだかんだで遅刻をすることが多かった。
そして、その日。
その日は、朝の10時にひろ君と図書館で会う約束をしていた。
でも、10時前にひろ君から電話があって、どうも起きたばかりの様子。
それで、11時からに時間を変更。
私は先に図書館に着いたのだけれど……ひろ君は11時20分に到着。
「財布がなかった……」
と、言い訳する彼。
私が会いたかったというのもあるけれど、受験勉強ほとんどしてないから、心配してるのに……こんなんならあきらめちゃうぞ!? と、ちょっと思ってしまった。
少し怒りつつも、ひろ君が到着したため、勉強ができる部屋に移動。
夏休み中だから、小さな図書館だけれど、いつもより少し人も多くて。
机は全部使われていた。
でも、大きな机だから、一人男性が座ってる人がいるところの向かい側の席が空いていたため、そこに二人横に並んで座った。
その時。
目の前に座っている人に、私は釘付けになってしまった。
もしかして………!?
そう思って、目が離せないでいると、相手も私に気がついて、目が合って、少し、手を上げた。
―――元彼だった。
18歳になったらすぐにでもとりたいと思っていた、車の免許をとるために、自動車学校へほぼ毎日通うことになったから。
夏休みの1ヶ月間でとるために、朝一番に自動車学校へ行くことになり、かなりハードな毎日になった。
でも、ひろ君に会いたい気持ちもあって、あれだけ欲しかった免許証なのに、「もうなくてもいいかな……」と、思うくらいのやる気だったけれども、現実的には夏休み中にとらないことにはもうとれないと思って、がんばることにした。
自動車学校が終わってから、部活に出ているひろ君に、時々会うことはあったり、電話で話をすることもあるけれど、やっぱり、電話越しだと時々「迷惑」がっているひろ君の声も聞くことになる。
ただ、普通に楽しい話をできることもある。
……どっちが本当のひろ君なの?
そのうち、ひろ君と話していると、社会の中の出来事や、身近な出来事の事で、意見がかみ合わないこともあって、議論のようになることが出てきた。
普通なら、彼に合わせた方がいいんだろうけれど……自分の考えをそうそう曲げられない私は、一見言い合いのような議論を彼と重ねることもあった。
そうすると、彼と『価値観』が違うのかな……と、感じることも出てきた。
……彼の事を好きなはずなのに、好かれるようなことが、できない私……。
ケンカじゃなく、お互い対等に議論し合える関係は、どちらが先輩とか後輩とか、スキとかそうじゃないとか関係なく、正直に言い合えるから、それはそれで良い関係になれたと思えたけれど、『恋愛関係』になりたかったら、ちょっとそれは違うのかな……なんて思ったり。
そんな中、部活の指導者の方が辞めると言い出し、ひろ君がすごく落ち込んでしまった。
その悩みを聞くこともあって、ひろ君が私に弱音を吐いてくれるってことは、私に気を許してくれてるってことなのかな……と、悩んでいるひろ君は、すごく辛そうで、私もどうにかしてあげたい気持ちでいっぱいだったけれど、逆に嬉しくもあった。
……私はひろ君にとって、ココロを許せる存在になれてるの………?
いろんなことがありながら、自動車学校でも順調に単位を取得し、8月初旬には無事仮免許を取得。
少し余裕が出てきたため、ひろ君に会う口実も兼ねて、彼の受験勉強を見てあげることになった。
家にいるとダラダラしてしまうため、図書館で会おう! ということになったのに、彼は朝寝坊をしたり、財布がどこにいったかわからない……と、なんだかんだで遅刻をすることが多かった。
そして、その日。
その日は、朝の10時にひろ君と図書館で会う約束をしていた。
でも、10時前にひろ君から電話があって、どうも起きたばかりの様子。
それで、11時からに時間を変更。
私は先に図書館に着いたのだけれど……ひろ君は11時20分に到着。
「財布がなかった……」
と、言い訳する彼。
私が会いたかったというのもあるけれど、受験勉強ほとんどしてないから、心配してるのに……こんなんならあきらめちゃうぞ!? と、ちょっと思ってしまった。
少し怒りつつも、ひろ君が到着したため、勉強ができる部屋に移動。
夏休み中だから、小さな図書館だけれど、いつもより少し人も多くて。
机は全部使われていた。
でも、大きな机だから、一人男性が座ってる人がいるところの向かい側の席が空いていたため、そこに二人横に並んで座った。
その時。
目の前に座っている人に、私は釘付けになってしまった。
もしかして………!?
そう思って、目が離せないでいると、相手も私に気がついて、目が合って、少し、手を上げた。
―――元彼だった。
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