遠距離恋愛のつづけ方

遠距離恋愛歴(片想い期間含めて)8年と5日間。結婚しても遠距離でしたが、2008年4月に、ようやく同居できるようになりました♪        これからはここでは過去の遠距離片思いしていた時期の事を『History』で書き綴っていきたいと思います。

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センター試験が終わってからも、彼は私の家に来てくれることが多かった。

でも、学校内ではとってもそっけなくて、久しぶりに顔を出した部活の帰りも、自転車置き場の位置が違うから、

「先、行っててください」

って言われて、私が自分の自転車の鍵を開けてるときに、

「お疲れ様でした~」

って、横をすり抜けて先に校門を出てしまって……

ほんとうに、置いて行かれてしまったのかと泣きそうになりながら自分も校門を出ると、少し離れたところで、彼が、待っててくれた。

その日はそのまま、私の家まで来て、また、7時半くらいまで一緒にいた。


そうして、私の18歳の誕生日がやってきた。
結局、彼の事故の後遺症で、あんまり長時間歩くことがつらそうだったから、私の家で過ごすことになった。

彼が、初めて私のために料理をしてくれるということで、朝の9時頃から来てもらう約束をしてたんだけれど……。
彼は、もうすぐ修学旅行があるからその準備もしなくちゃならなくて、そのための鞄を洗ったり、食事を作る材料を買ってくるから遅くなりそうと言われて……。

私には、会えると思ってた時間が減ってしまうことが、とっても悲しくて、つらくて……。
それを電話で聞いてると、泣いてしまっていた。
本当は、片思いなんだから、来てくれるってだけでも、会えるだけでも、ものすごいことなのに………。

そうすると、思ったより早く、彼が家に来てくれた。
鞄は途中で放って急いできたらしい。

お買い物は一緒にすることにして、近くのスーパーへ。
でも、人目をいちいち気にしながらの彼の行動が、切なかった。

「独り者の恨みはこわい」

とか、冗談交じりで言うけれど、単に、一緒にいるところ見られると、噂になったりするからイヤなんでしょ!?
と、悲しくなる。

でも、とりあえず、グラタンの素と、その他材料を買って、いざ家へ。

グラタン作ってくれるとは言ってたけれど、まさか、『素』をつかうなんて……。
私は少し文句を言いつつも、お手並み拝見というところ。

でも、バターを忘れてて、ちょっと物足りない感じのできあがりにはなってしまった。
けれど、お味はまぁまぁ(?)で、初めての彼の手料理は、美味しく感じられたし、私のために作ってくれた……それだけで、うれしかった。

それから、いつものように、私の部屋へ移動。

そして、また、いつものように寝ようとする彼。
人の誕生日なのに、この人は………。

でも、ベタベタしてる。
私の肩や腕に彼の頭を置かれて、お互いの顔の間に距離は数センチしかない。
重かったけれど、これが、好きな人の頭の重さなんだなぁ……と、少し浸ってた。
そうして、反撃(!?)としても、私も負けじと彼の腕に頭を置いたり……。
これって、腕枕!?

そんなことをしながら、ちゃんとしたお話しもした。

「下の名前で呼んでほしいな……」

私のお願い。
もう一つの誕生日プレゼントとして、名前で呼んでもらいたいと、要求。
そして、それは叶えられた。

「柳は、理想の女性かもね」

そんなことまで言ってくれる。
でも、なんで『恋』とは違うの……?

「……どうしたら、好きになってもらえるのかなぁ……」

つい、そんな言葉が、私の口から出ていた。

そうすると、彼は、


「愛してるとかどうかわかりませんけど、夢に向かってがんばってる柳が好きですよ」


って………。


ただし。
私には、その彼の言う『好き』が、私の求めてる『好き』ではないことは、十分にわかっていた。




………期待しちゃダメ………





わかってる。
わかってるから………。


追い打ちのように、彼は優しい言葉を紡ぎ出す。

「柳の前だからこそ、無防備になれるのかもしれないね……」

「もしかしたら、普通のカップルよりくっついてるかも」

「これって、僕の方が先輩に甘えてるように見えるんでしょうかねぇ?」



時々、まだ『先輩』って言われることもあるけれど。
まず、名前で呼んでくれるようになったことは、前進。


そして。
どういう意味でも、初めて『好き』って、言ってくれた。

彼の腕の中で、

「18歳、おめでとう」

って、言葉を聞くことができた。
でも、“ぎゅっ”
っていうことは、してくれない。

「それは、合格してからだしね」

って……なんて律儀な奴、と、ちょっと苦笑する。


一緒にいると、なんで、こんなにも時間が過ぎるのが早いんだろう……。
そうこうしているうちに、もう彼を帰さなきゃいけない時間になっていた。


でも、帰り際、どうしても引き留めてしまう。

そして、思い切って、あるお願い事を言ってしまった。

「kiss……しちゃだめかな」

そうすると、彼は動揺を隠すように、でも、冷静に

「まだ早いでしょう」

って。
17で?18で?ってこと???
―――二人の気持ち的にってことかな、やっぱり………。

「でも、僕からするって事は、ないです」

ズキッ………。
心臓が、刺されるような感覚に陥る。

「そんな度胸、僕にあると思います?」

あれだけ近くにいても、ダメなんだなぁ………。

「じゃあ、私からだったらいいんだね」

って、冗談交じりで、笑いながら言ってみる。
少し、強がりな私。

「どうでしょうねー」

って、彼も冗談っぽくかえす。


でも、この時は、私自身も、自分からはほっぺたにはしたものの、本当のkissは、自分からはしないと思っていた。
やっぱり、First Kissは、相手からしてほしいって、ちょっとした夢もあったから。


彼が優しければ優しいほど、切なく、悲しくなる。

うれしくて、切なかった、My 18th Birthdayの出来事………。


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柳さんの積極的な行動がすごく素敵です(*^^*)片思いの時でも私も自分から好きになった人には結構積極的にいく方だから、
まだつきあってなかった頃の柳さんについ、
ココロの中でエールを送りまくってしまいます(笑)
ファーストキス・・・今までで一番嬉しかったファーストキスは今の彼とのキスかな^^
今でも思い出すと涙が出るくらい嬉しかった。ブログに書こうかなって思ってたけど、
そういえば書いてなかったなぁ^^;

2006.06.24 21:22 URL | Honey♪ #- [ 編集 ]

おひさしぶりです^^やっと仕事も落ち着いてきたんですが家にネット環境が整うのはまだまだ先ということで今日は漫画喫茶からコメントですw

私も今の彼氏さんとの初めてのkissは私からでした(照)

でも柳さんのエピソードもとっても素敵なんですね^^

2006.06.25 14:25 URL | たれぱんだ #- [ 編集 ]

嬉しくて切ないバースデーですね。

理想の女性って言われてるのに、自分からはキスすることはない、とも言われるなんて。
私の勝手な想像だと、ひろさんが自分の気持ちに気づかれてないだけな気がするのですが・・・(/_;)

うぅ、胸が痛いです(^_^;)
でも、せつなさを忘れないでいると、自分の今の状況を、改めて幸せだって思えるからよいですよね♪

2006.06.25 14:41 URL | ひよっこゆう #YJu44DRE [ 編集 ]

切ないな~(;_;)なんて切ないんだぁ。。。
ひろ君はクールなのかシャイなのか・・・

僕も高校の頃って先輩はやっぱり先輩で、憧れたりはしたけど
なかなか恋愛対象にまで行かなかった気がしますね。
高校卒業しちゃえばそういう壁がなくなるから
ひろ君もそれを待ってたのかなぁ。。。

2006.06.26 00:26 URL | アポ郎♂ #- [ 編集 ]

私は高校は女子校で、恋愛とは無縁だったので、柳さんの高校時代のお話を読んでいると高校生のピュアな気持ちがわかって胸がキュンとしてきます。高校生ってこんなに大人なのかぁとも思っています(^^;
「好き」という意味、考えてみるといろいろあって難しいですよね。恋愛感情としての好きなのか、ただ楽しくて一緒に居たい好きなのか、憧れの好きなのか・・・私も今の彼に対してはどういう「好き」なのか非常に悩んだこともあったので、冷静になっているひろさんの気持ちもわかる気がしてきました。でも、柳さんにとってははっきりしないのはとても辛いことでしたよね(><)

2006.06.26 08:25 URL | のぶぶ #jn98atWQ [ 編集 ]

>Honey♪さん

中学時代、遠慮して、恋に積極的になりきれなくて後悔したのと、
彼女がいる人に対してあきらめず、ものすごくがんばってる友人がいて、それを見習おうと、ひろに関しては、人生の中で一番積極的に攻めてました(苦笑)
Honey♪さんも、積極的な方なんですね~(*^^*)
エール、ありがとです☆
私も自分自身に送ってます(笑)
Honey♪さんたちのファーストキスも知りたいです!!
どんなエピソードなのか、気になります♪
ぜひ、ブログに(≧∇≦)/


>たれぱんださん

おひさしぶりです☆
わざわざマンガ喫茶から、ありがとうございます^^

たれぱんださんも、積極的な方なのかな~(*^^*)

私の場合…この時はまだですが、いずれ、出てきます(〃ノ∇ノ)


>ひよっこゆうさん

彼はこの頃、私のことは心配だったけれど、まだ、恋ではなかったんですよね……(>_<)
恋をしたことがない彼には、どういう気持ちが恋なのかも、あんまりわかってなかったようですけれど…(^^;

切ないときを思い出すと、彼をどれだけ好きになったのか思い出されるので、
いつも新鮮な気持ちでいられるのかも(*^^*)


>アポ郎さん

この頃のひろ君は、とってもポーカーフェイスでした(苦笑)
今、この頃の心境を聞いてみると、内心すごくあたふたしてたみたいですが(^^;
私には全然わかりませんでしたが……。

もうすぐHistoryも高校卒業になります☆
どうなることでしょう……('-'*)


>のぶぶさん

のぶぶさんは、女子校だったんですね~。
この頃は、一番恋をがんばってた時期ですね~(*ノノ)
彼は私のことを、一緒にいてもイヤじゃないとは思ってくれてたみたいです(*^^*)
好き…は、あったのかなぁ……('-'*)
ほんと、この頃は、言葉でははっきり拒絶されてるけれど、行動的には受け入れてくれてたので、真綿で首を絞められてるような、そんな苦しさでした~(>_<。)~


2006.06.26 21:29 URL | 柳 #aIcUnOeo [ 編集 ]












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